girasolの詩 -El poema de girasol

「ハニー、ハニー」

なんとなくジプシーの恋愛を連想する詩だな〜とずっと思っていたんだけど、 ちょっと違う色あいも見えてきた一篇。少々猟奇的? (英詩を和訳 by nacci)時々とりだして、こっそりなめてた 僕のハニー ちょっとクセのある香りなんだ でもやめられない のどが…

「桜夏秋冬」

桜の花がいっそう愛しい 夏に輝く葉の青も 秋に落ちる葉の紅も 冬に佇む枝の色も 僕はぜんぶ見ているから春に花を愛でるだけの人に 桜の本当の美しさはわからない なんという決めぜりふ 桜を散らしたあの風よりも ずっと私を揺さぶった 私の神様 もう一度降…

「missing story」

窓際の席で女の子がふたり ずっと楽しそうに話し込んでいる 僕はひとりで、そんなふたりを眺めている。 いったいどこにそんなに話すことがあるのかと 少し肩をすくめてみたり うらやましく思ってみたり それにしてもびっくりするくらい みんな話すことがある…

「My Little Prayer -Reprise-」

久々にgirasolの詩…誰もがこんな気持ちでいたら、モノを買い占めたり、無関心でいたりすることはなくなると思うのですが。 ☆☆☆ あなたの左手がケガをしたら、 右手は「かわいそうに、自分じゃなくてよかった」と思うだろうか? あなたの左手がケガをしたら、…

「Snow reminds me」

雪だぁ と 空を見上げて心がはずむ交通機関ノ乱レ とか 雪掻キスルノガ大変ダ とか大人になったら雪のこと 嫌いになるかと思ってた あぁでも雪はちょっとだけ 苦しい気持ちになるんだよ雪の匂いがしたならば 君のコートを思い出す というか君の コートの匂い…

「Dame tu mano」

♪I wanna hold your hands♪ の適したスペイン語訳がわからないので自分なりにこうしてみた。英語にすると、Give me your handsです。 それはさておき girasolの詩 手は宇宙とつながっているのだと君は言う 君は時々ヘンなことを言う でも君と手をつないだら…

色のない花火

なんで色がないねん こんな近くで花火見てんのに なんで好きな人とやないと こんな違って見えんねん ひとつ前の花火が残した煤が ブラックホールのように 次の花火に穴をあける あたしにはその暗い穴ばかりが よう見えてしまうんよ 大好きな人とみた花火は …

「7月7日、雨」

わたしの想いは空にとけて 銀色のしずくがきらきらと落ちる あなたの上に落ちる あなたがきらきらとすれば 大地はやさしくあたたまり そのぬくもりは私の下に届く どこにいても届く 晴れてても曇りでも 雨降りでも朔月でも 空から降る愛のメッセージは 太古…

「tu boca」

なんかー官能的っ(≧∇≦)…と思うのは私だけ?笑 その唇が吹かせる風は私が立ってられないほど強い その唇が持つ熱は金星のひだまりほど熱い その唇がつれていってくれる場所はここから見えないほど高い境界線のない宇宙いつも一緒に見ていたのは神様の瞳の奥!…

「古の桜」

大きな枝のところにも 小さな花のひとつにも 桜の神様がやどっている たとえばそれを信じなくても 桜の下に人は集い 花を愛でてこころときめく 誰もがきっとどこかでは 知っているのに違いない 桜に宿る神様を 君と桜の便りを交わす その時 神がちらりと見せ…

「It's a new moon today」

きょうは新月です。 むかしから、「新月には願い事が叶う」と言われています。 girasol's 言葉の宝箱より、天に向けての詩を一片。 月とひまわりの、少し悲しいお話です。 It's a new moon today 天に想いが届く夜 僕がここから祈るのは 君の静かな眠りだけ …

「花の色は」

♪girasol × nacci コラボレーション♪江國香織さんの小説はあまり得意ではないのですが、「東京タワー」という有名な小説に、「『一緒に暮らすこと』と『一緒に生きること』は必ずしも同じではない」という名科白があります。たしか、この小説に出てくるカッ…

「looking at the same stars」

Can you see the stars Can you hear its voices They are telling us why we are here living on the same planetListen carefully, don't care tiny things Someday you will find the truth, through the one of lives you takeI am always with you ther…

「bitter and sweet day」

♪nacci × girasol コラボレーション♪ 天使がやってきて囁いた 君をかえしてほしいって 天使に言われちゃ仕方ない 君を手放すことにした 君はどんな顔をして 君はどんな優しい声で いまその場所にいるのだろう 大嫌いと100回言っても やっぱり君が大好きだ チ…

「Desperado」

蜘蛛の巣にひっかかったら なぜかなんだか心地よく いったいどれだけ長い時間を ここで過ごしてしまっただろう なぜ食べないの? わたしが聞くと 蜘蛛はいつも少し笑う そして少し困った顔で いつも何か言おうとしてる 誰かが私のからだをそっと 糸から外し…

「クリスマスの音」

クリスマスの音がする もうずっと遠くで ツリーもディナーもたくさんの笑顔も あなたは全部手に入れているから クリスマスの静かな音は きっともう聞こえない 私の手の中には 何かのかけらが転がっているだけで ちょっと私のてのひらを傷つける それでも 傷…

「いろんな記念日」

僕が君を永遠に失った日は 君にはどんな日だったろう 誕生日みたいなもの? そうなのかもしれない もう手を握ることができない 顔に触れることもできない そんな遠いところに行ったとしても もしかしたら君には新しい始まりの日 それなら君に出会った日は 僕…

「さよならもみじ」

もみじが紅く燃えたのは 目覚める前だったでしょうか あるいはそうかもしれません あれより紅いもみじには 未だ出逢っておりません ふたりの手には紅葉を重ね そしてふたりの手を重ね あきることなくみていた日々は きっと目覚める前の夢 紅いのならば紅いま…

「流星群」

「流星群がくる!」 僕の手をとって君が駆けだす 僕は少し面倒くさそうに でも本当は嬉しくて 空のひらけた草原で 手をつないで寝ころんだ 頭上に広がっているのは 星空の海 「星の流れる音を聞く?」 君は星の魔法使い 僕の耳にも届けてくれる かちり、かち…

「赤い鳥居」

赤い鳥居の下で逢えますか? いつも2人で逢ってた場所で ここには今日も 違う時間が流れています 「最後にあなたと逢ったとき」とか そんなんじゃ、ありません 千年昔と変わらぬ時が いまも流れているんです 2人の姿が見えるけど いつの2人の姿でしょう …

「君の髪は」

「あなたの髪は春風の吹く草原」 とても暖かな日に君が言う 僕の髪をくしゃくしゃにして 村上春樹なメタファーは 僕にはまるでわからない それでも君が僕の髪と 素敵な気分でいるのは確か 少し遠い瞳をした君は その春の草原にいるのだろうか 僕はそこに行け…

「Sounds sweet!」

あなたの舌の上でとろけてほしいから お菓子をこの世に送り出す あなたの笑顔が甘いから もっとたくさんお菓子をあげる さくっと軽いのが ほろっとほどけるのが 少し苦いのが とろけそうなのが ふわっとしたのが 優しい甘さが ひとつひとつが、私からのキス …

「Hermony」

かさねようかさなるとは あなたを知ること ここにいるのに 空から降ってくるようなハーモニーは 空にいた頃からあなたと歌っているから 歌うだけで 涙が出てくるのは それが魂の記憶だから

「振り子」

星読み人が告げた通りに それはやってくる私の振り子が揺れる 上が下になり 下が上になる 信じる物も 全てが崩れ去る 振り子が動きを止めて いざ出航という時に 混沌の海が私を飲み込む 見えかけていた行先は何だったのか あれは幻だったのか それで私は 貝…