2010-04-06 「古の桜」 girasolの詩 -El poema de girasol 大きな枝のところにも 小さな花のひとつにも 桜の神様がやどっている たとえばそれを信じなくても 桜の下に人は集い 花を愛でてこころときめく 誰もがきっとどこかでは 知っているのに違いない 桜に宿る神様を 君と桜の便りを交わす その時 神がちらりと見せる いにしえの頃の桜の記憶 桜の海で背中に君が 千年前もくちづけた まぶたの奥に見えるのは 朧月夜と ひかる君