「いろんな記念日」

僕が君を永遠に失った日は  君にはどんな日だったろう
誕生日みたいなもの?  そうなのかもしれない
もう手を握ることができない  顔に触れることもできない
そんな遠いところに行ったとしても  もしかしたら君には新しい始まりの日



それなら君に出会った日は  僕にはどんな日だったろう
本当のことをいえば  僕は全部覚えている
君が何を話していたか  どんな服を着ていたか
それがもうここになくても  あれは確かに僕らの記念日



窓に映る空がとてもきれいで  思わず君にメールを送った
君も空を見ていると  すぐにメールの返事をくれた
それは嘘だったのかもしれないけど  君が今いるのは確かにその空の向こう
あの空がもうここになくても  あれは僕の大事な記念日



いつかそこに行くから  そこで笑っていて
も少しあとになるけど  きっと待っていて
新しい記念日を  一緒につくろう