マオリ族パワー炸裂!  〜"熾烈な歯列矯正"番外編〜

う〜む、妙齢の男性向け広告みたいなタイトルだ(妙齢って本来の意味ではなく、「微妙な年齢」の略)。本当は「漲る!マオリ族パワー」にしようと思ったけど、やめました、さすがに。
さて、何がマオリ族かって、マヌカハニーという蜂蜜をご存知でしょうか。

マヌカとはニュージーランドの原住民であるマオリ族が薬として使っていた木の事で、この木の花から集められた花蜜から作られるはちみつをマヌカハニー又はマヌカハチミツと呼びます。マヌカの木には薬用の効果がある事が知られていましたが、ハチミツにも特有の作用があることをニュージーランドのワイカト大学教授ピーター・モーラン博士が発見しました。それによると、マヌカハニーには一般的なハチミツにみられる過酸化水素による殺菌作用とは別に、マヌカ固有の健康パワーがあるとの事です。一般的なハチミツにみられる過酸化水素による殺菌作用は人間の体内に摂取されるとカタラーゼと言う酵素により分解され、殺菌作用は失われる事が分かっていましたが、マヌカハニーはこの酵素の影響を受けない固有の要因があり、体内でも健康パワーが持続する点で他に類を見ないハチミツと言えます。

私はいわゆる「頑ななナチュラリスト」ではないので、市販の薬も市販の化粧品もビシバシ使いますが、身体に使うものの半分くらいは「わりとナチュラル」なものを使っています。例えば虫除けスプレーやヘアオイルなんかは自分で作ったりね。その流れで、キズ・ニキビ関係に最近使っているのがこのマヌカハニー。以前はティートゥリーやラベンダーの精油を使っていたのですが、意外にもマヌカハニーの方が良く効きます。(高額なのでそう思いたいだけか・・・?)
夜寝る前にニキビにちょっとつけておくと、翌朝、腫れがずいぶんおさまっています。※当然ベタつくので、寝相の悪い方は使えません。
そもそもどうしてこの蜂蜜を使いはじめたかというと、歯列矯正のおかげで傷だらけになる口の中をケアするため。歯列矯正は、歯を動かす痛みもありますが、私にとっては矯正器具が当たって出来る口内炎の痛みの方が辛いのです。これを防ぐために、矯正器具を覆ってしまう「矯正用ワックス」という粘土みたいなものがありますが、だんだん溶けてなくなるというのが恐ろしすぎて使うのに抵抗感があります。或いは口内炎用の塗り薬とかも売っているのですが、私は「口の中に薬を塗る」っていうのが気持ち悪くてできません。オエー。なので、蜂蜜ならよかろうと思って試してみたわけです。結果、とてもよく効いています!傷ができたらすぐ塗る。寝る前に塗る。朝起きて塗る。食後に塗る。これを繰り返しているうちに、末期の口内炎に至ることなく治っていくし、ひどくなってからの治療にもgood。地道にビタミンBを摂取するより、よほどいいです。殺菌効果のせいか、寝る前に使うとモーニングブレスも爽やか♡

というわけでみんなにすすめたいのですが、このマヌカハ二ー、若干高いです。200-300gのジャーに入って、2,000円〜6,000円くらい。あと、味がまずい!ヨーグルトに入れたり、パンにつけて食べられる、というなら買っても無駄にはならない気がするけど、わたし的にはこの蜂蜜、クスリっぽくてとてもそのまま食べられる代物ではありません。いや、もちろん美味しいと感じる方もいらっしゃるでしょうが。。
いちど試食してみたいという方は、当方まで。こんな風に小瓶に移して持ち歩いています。