6月の北海道は最高!(旅行で行くなら)


4泊5日で北海道へ行ってきました。

しごとで…。


人生3度目(←わりと行ってる)の北の大地は、6月のこの時期にしては異例の寒さ、かと思えば強烈な陽射し。それらと戦いながら、ハンドルを握りしめてのロング・ドライブでした。「取材」と言われるこういった仕事に携わるためには、フルスロットル VS 息抜き のメリハリがしっかりできなくてはいけないのね〜と、身をもって知った次第。慣れていない私は、かなりラクさせてもらったにも関わらず、心底ぐったり、帰宅して熱がでる始末。たぶん「うまい息抜き」ができなかったんでしょう。一方で、どう考えても私より睡眠時間が少ないのに終日フル回転していたマネージャー氏の「エネルギー量」には、毎度のことながら「すごいな」と感心せざるを得ません。なんというか、彼は、半径2メートルくらいのエネルギーの球の中に入っているような感じなのです。(少なくとも私にはそう見えるのさ)

そういう訳で、北海道内をあちらこちら。
まず、今回訪れたふたつのお宿は、どちらもめちゃくちゃ素敵なところで、次回は絶対プライベートで来たい!と思いました。いわゆる「こだわりのお宿」の中でも「さらにこだわりの」という感じのところ。プライベートで再訪した際に、写真をがっつりアップしようと思います ^-^ 今回はキモチだけ(?)。

↓考え方次第ではかなりのセクシーショット(笑)

↓豪華懐石のデザート(撮影だけで、食べてないけど)



冒頭の写真はニセコですが、あの美しい景色の後ろ側はクマザサの藪と白樺… 撮影中、蜂、蚊、その他諸々の虫との戦いでした。でも、うぐいす、カッコウ、○○(名前がわからん)が同時に鳴いていたりして、心は本当に癒されたなぁ。「白樺や 刺され癒され羊蹄山」←何のセンスもない一句



こちらは登別の爆裂火口(ってすごくない?)、大湯沼。とにかくハナが敏感な私にとっては倒れそうなくらい臭いのですが、ここでは「うわ〜っ地球って生きてる!」というのを肌で感じることができました。人が殆どいなかったので、しんと静まり返った中、山肌の裂け目から蒸気の吹き上がる音が辺りに響き渡り、なんというか「人の一生など、刹那じゃのぅ…」とか考えてしまいました。



最後に札幌、イサム・ノグチ設計のモエレ沼公園。こんな素敵な公園がある札幌って素敵。松山に続いて、「住んでもいいなぁ」と思える街でした。




(↑日本三大ガッカリ・時計台)
さて。今回とても印象的だったのは、札幌市内の走行です。札幌は、言わずとしれた「碁盤の目シティ」であり、東西南北キッチリと区分けされています。更に、自分がいる地点に関しては全て、経緯度的に表すことができます(っていうかそれ以外に表し様がない)。なので、交差点の名前は「北1西2」みたいになるのですが、ナビに従って進んでいると…
「つぎ、北16東3北16東2 交差点を 左に曲がります」
「つぎ、北4西2北4西3 交差点を右に曲がります」
なんだって?!?!同乗していたアイスランド人(日本語わからない)にも、ナビが発している音声がなにやら異常であることがわかったらしく、「What?! What did it say???」。
札幌では、一つの交差点に名前が複数あるのです。どっち方向から交差点をみるかによって名前が変わる…
その名前の付け方が、南北は道路ベースだけど、東西はブロックベースなんです。だから「西3」というブロックなら、東側も西側も呼び名が「西3」な訳で…(この辺で脱落する読者がいそう)。ナビも、交差点名が長すぎるからついつい早口に。「キタジュウロクヒガシサン・キタジュウロクヒガシニ ヲ ミギヘマガリマス」って、ついていけないよー!わかりやすいようで、わかりにくい。開拓者よ、なぜこんな呼び方にしたのだ!


そんなこんなで、忙しく駆け抜けた4泊5日でした。北海道なんだから、美味しいもの食べまくったんだろって思われそうだけど、忙しくて昼はコンビニだったし、美味しい食事の時も気が張っていたのか疲れていたのか、あまり覚えていない。。「うまっっっ!!!」と思ったのは、宿の朝食で出た牛乳と、札幌のスープカレーくらいかな。回転寿司もなかなかいけてたけどね。(↓写真の夕張メロンがなんとも北海道っぽい)