Thank you for the music

(11月末のバックデート日記です、、、その2)



音楽をやっている人の家には、楽譜というものがたぶんたくさんあると思うんですが、私の家もご多分にもれず、楽譜だらけです。何しろ、ひとくちに「音楽」といっても、今まで色んなものをやってきたので(けして飽きっぽいわけではない)、エレクトーン、小学校の部活、フルート、ピアノ、ゴスペル、バンド、ギター…と幅広いジャンルの楽譜が、クラビノーバの周辺に山の様になっている。音楽をやる者として、これではいかんなぁと思い立ち、整理をすることにしました。というか、例の音楽会が終わったので、殊勝にも(「殊勝にも」って、自分に使っていいんだろか?まぁ、いいか)楽器のあるスペースくらいはきちんと片付けようと思ったわけで。
ちなみに私の偉いところは(誰も言ってくれないので自分で言う)、音楽会までは「片付けよりも練習が優先!」という事で、気になりつつも片付けに手を出さなかったこと。「片付けてから練習しよ…」とか言ってると、いつまでたっても練習できないからね!散らかってても、まずは練習。っていうか、最初から散らかさないのが一番偉い人ですけど。

これまで、「楽譜は、いかなるものであっても、絶対に捨てたらイカンもの」ってずーーーっと思ってきました。子どもの頃から。理由は不明。ですが、「絶対見返すことのないであろう楽譜」については、今回思い切って処分することに。今後リサイクルとしても使わないであろう子ども用の楽譜とか、「月刊 歌謡曲」とか…(笑)。シブがき隊の「スシ食いねェ!」とか、チェッカーズの「Song for U.S.A.」が載ってる時代。小学校4年生…。ちなみにこの頃から私のハモりは完璧でしたね。そして、モッくんがこんなに素晴らしい俳優さんになるとは、「スシ食いねェ!」の頃は想像もできなかったなぁ。

っていうか、今たまたま「月刊 歌謡曲」について調べてたら、この時代のやつ、ネットオークションでそこそこの値がついてるじゃんか…捨てちまったよ〜。まぁいいけど。とにかく、「歌謡曲」含めて色々と処分したわけです。特に、エレクトーンものは大量に処分しました。小さい頃から中学生までエレクトーンを習わせてもらった事は本当に感謝してるし、その後の人生で音楽をスムーズに続けていくのに役立つ重要な体験だった(特に今、ギターコードを弾くにあたって)けど、私はあの楽器がどうしても好きじゃありませんでした。否定はしないけど…いや、思いっきりしてるか。実際、色んな楽器の音を出したってホンモノにはかなわないし、音がウソくさい!と子どもの頃からずっと思っていたし、ひたすらピアノに憧れていたし。そして、子ども用のテキストが終わった後、なぜか先生がジャズばっかりやらせ始めたのが運のつき(?)。小学校高学年〜中学生くらいだったので、まだまだ歌謡曲とかアニメソングとかがやりたい時期だったんですよね。子どもの私が「ジャズやりたい」と言うわけがないので、たぶんジャズは先生のシュミだったと思うのですが、全っ然楽しくなかった…今でも、「A列車でいこう」とか「Fly me to the moon」とか曲名を聞くと軽い拒否反応が出ます。そして、受験を機にエレクトーンをやめてしまったのでした。今後ジャズをやるならピアノでやるだろうし、エレクトーンの使わなさそうな譜面は思い切って処分。
かなりすっきりしました。

本当は全部データベース化したいんだけど(A型)、とてもそこまでは無理だったので、とりあえずジャンル別に整理だけしました。あとはクラビノーバ自体をきれいに拭いて、すっきり。トイレだけじゃなくて、楽器にも神様がおるんやで〜♪ だからいつもきれいにしておかないと、いい音楽はやれへんのやで〜♪ 

というわけで、今月たくさん付き合ってくれた楽器に感謝を込めて、きれいにさせていただきました。これからもどうぞよろしくね。