かの国だより 3

韓国滞在中、怒涛の勢いであれもこれもと食べたにもかかわらず、時間と胃袋に余裕がなくて食べられなかったものが多々。けっこう長い滞在だったんだけど、、、。一番の心残りは、ピンス(かき氷)。山盛りの緑茶ピンス、食べたかった。。

今回は事情があって(いかなる事情も言い訳にしかならないことは百も承知)、平均的に一日4食食べることになってしまいました。おかげで帰国後は「昼はフルーツのみ」を敢行。食事は旅の楽しみの一つとはいえ、いくらなんでも食べ過ぎだったので。

食べ過ぎの要因の一つは、泊まったホテルの食事です。美味しすぎた。
宿泊がエグゼクティヴフロアだったため(全くエグゼクティヴじゃないくせに)、朝食はもちろんのこと、ティータイムにはお茶とお菓子が、そして夕方にはお料理とお酒が自由にいただける専用ラウンジあり。私が今まで体験してきた、ホテルでの「ご自由にどうぞ」的な食べ物なんて、たかが知れてましたよ。でも今回のラウンジでいただいたものは、「ここで夕食終えちゃってもいいかも」なレベル。料理も美味しい、パンも美味しい、チーズは絶品、フルーツなんて毎日食べ頃の状態でサーブされる。ビュッフェのパイナップルやグレープフルーツが「チョー美味しい!」なんて、初めての経験!!!というわけで、毎日ここで「軽く」食べてから夕食に繰り出していた訳です。結果、1日4食。
旅の目的にもよるけど、ラグジュアリーなホテルってやっぱり素晴らしい。今後は、旅先のホテルの選び方が少し変わるかもしれません。


では少しばかり、食べたものをご紹介。
↓まずは定番の焼肉「デジカルビ」。ハサミでじょきじょき切ってもらって食べるやつですね。これは美味しくないわけがないよね。



↓こちらも定番、鍋料理!今回は「ヘムルタン」という、海鮮鍋をいただきました。節操がないくらい何でもかんでも入ってます。白子はなくてもいいなぁ〜。シメに投入するラーメンはやっぱりインスタント。日本人的には「生麺希望!」なんだけど、これが韓国文化なんですよね。でも、インスタントラーメンの粉のせいか、味がまろやかになってスープがさらに美味しくなっちゃうのが、いとおかし。



↓今回イチバン美味しかったもの!渡り蟹のしょうゆ漬け、カンジャンケジャンです。「初めての味」という事もあり、感動しました。カニ身がとろ〜っとして、美味しいのなんの。最後は甲羅にご飯を入れ、カニ味噌、カニ卵とまぜまぜ。昇天もの。このお料理は、今回食べた中で一番高かったです。ほかの所では1,000円/人もいかずにお腹いっぱいだったのだけど、ここは3人で1万円弱だったかな。でも3人で1万円弱って、、、安いよね。お酒も飲んでるのに。



↓干し鱈のスープ。味も美味しかったけど、それ以上に「思い出深い一品」となったのは、私がこの器の中にデジカメを落としたからでしょう。完全水没です。スープ没。「大丈夫!大丈夫!」と言いながらも実はかなり動揺していました。この後も旅の終わりまで何とか写真の撮影ができたのは奇跡かも。とはいえ当然あちこちに異常をきたしたので、カメラはただ今入院中です、、、。ちなみにカメラを引き上げてからそのスープは完食したけどね!



↓参鶏湯。ソウルでも超有名な「土俗村」でいただきました。最初、店の名前見てすごく田舎なのかと思ったよ〜。実際にはマチナカでした。日本では「体が疲れた時」に食べたくなる参鶏湯ですが、ここで食べた参鶏湯は私には少々本格的過ぎたようで… 高麗人参が苦手なんです。ここのは高麗人参がプンプンして、「高麗人参の匂いさえしなければすごく美味しいのに」とか思いながら食べていました。でも参鶏湯て高麗人参あっての料理だからね。本末転倒ですわね。



そろそろ飽きてきてませんか?でも続けますけど。
↓あさりのカルグクス(韓国風うどん)。優しい味で美味しかったよ〜。うどんは、稲庭うどん的な細めの麺で、日本人の口にも合うと思います。日本で韓国料理屋に行くと「うどんか〜」と思ってあまり選ばないけど、今度はぜひ食べてみたいと思いました。オススメ。



↓夜の屋台にも挑戦!なかなか勇気がいりますよね。一人じゃ絶対行けないわ、、


↓屋台のキムパ(のり巻)大好き!そして初体験のマッコリ。これは微炭酸で飲みやすく◎。

↓屋台のチャプチェも美味しいけど、新栄の金剛山のやつが好きすぎて、一番にはなれない。

↓屋台の豆もやしのチヂミ〜。こんなにボリュームあるのに美味しくてばくばく食べちゃった。



よく食べたなぁ。食べ過ぎだよ。
それでも、冷麺食べてない、かき氷食べてない、ピビンパも、あわび粥も、エッグタルトもコーヒーパンも食べてない!あぁ!



どうでもいいけど、一眼レフでもないのに写真の腕が上がってきている私。