断食。

プチ断食 が最近になって流行ってきてるようですが、私も2年ほど前から時々やっています。今年は、月イチで取り組んでみたいことのひとつ。

私がやっている断食はダイエット目的ではなくて、多分に精神的な要素が多く、どちらかというとヨガ的な気分でやっています。いつもフル稼働の内臓を休めたり、気持ちをすっきりさせたりするのにいいです。私の断食はとても簡単で、単純に3回ぶんの食事を抜き(時間にして30時間前後)、その間は水以外を口にしないというだけ。これをやると心身ともにリセットされる心地でなかなかいい感じなのですが、そのリセットされていく感じを楽しめない(「3食抜く」と聞いた時にストレスを感じたり、「体に悪そう!」と感じる)人はやらない方がいいです。そういう人にとっては、たぶん本当に身体に悪いと思うので(^_^;)他の方法でリフレッシュして下さいね。


これをやると、「食べない」ことで、逆に「食」についてしっかり考えるようになります。普段どれだけ過剰に食べているかに気づいたりとか、最低限必要な食べ物ってどれだけだろう?というのがわかってくるんです。もちろん、わかったところで普段の生活ではそんなストイックじゃないので、ついつい最低限以上に食べてしまうし、お菓子も食べちゃう。でも、だからこそ、たまに断食して食生活を振り返ったりしたくなるわけで。

あと、食べ物を感謝していただく心が芽生えます。断食明けの「いただきます」は、いつも感謝いっぱい。この感じもすごく心地のいいものです。本来であれば毎食毎食この感じで感謝して食べなければいけないんだけど、ついつい何となくあたりまえのように食事を口にしてしまう事があるので、断食の繰り返しでだんだんこの感謝こそが「当たり前」になっていけばいいかな〜と思います。

マニュアル通り(マニュアルがあるのか知らんが)にプチ断食をやると、たぶん断食の前後の食事も色々と気を遣うんだと思いますが、私はその辺はあまり気にしてません。ただ、断食明けの食事だけは、消化のいいものにしてます。内臓一日休めて、いきなりステーキ!っていうのは身体がびっくりしそうなので。
ちなみに今回は、断食前にはフレンチビストロでちょっとしっかりしたランチを、断食後には玄米菜食カフェで玄米とおばんざいをいただきました。

玄米こんな風に美味しく炊けたらいいんだけど…
断食後のご飯は本当に美味しい。これを味わうだけでも幸せな気持ちになります。



そうそう、腹は減らないのかと聞かれますが、そりゃ減るがな。でも30時間くらいなら、お腹が減っていく過程を楽しめるレベルですよ。
…とはいえ、水ばっかりだとなんだかつまらないので、スパークリングの水を飲んだりして変化をつけてみたり、空腹がつらくならないような工夫はしています。
そーーーいえば今回は、夜寝てる間に食べ物の夢を見たなぁ。。私、食べ物の夢を見るときってけっこう食べるところまでいけるタイプなのですが、今回は「いくらとひじきの丼」を作って「いただきまーす!」の瞬間に目が覚めました。悔しかったわ。。。
なんでいくらとひじきを合わせているのかも疑問ですが。


ま、断食で食べ物の夢みるなんて、精神修行的には大変イマイチなことですね^^
玄米菜食のカフェで、入ってきた男が「ここはタバコは吸えんのかぃ?」と言った瞬間「たーーーけかぁ!(←名古屋弁)マクロビカフェでタバコ吸うバカがどこにおるか!」と心の中で叫んでしまったあたり、わたしもまだまだだなぁ〜 と痛感したnacciでありました。