続・ひとめぼれ -イセヤ・スコープ-
米ではありません。
前に、伊勢谷友介にひとめぼれしたネタを書きました。
前回記事
それで、「2009年に放送された伊勢谷友介主演のNHKドラマスペシャル『白洲次郎』を見逃して後悔している云々」と述べていたのですが、もうどうにもこうにも我慢ができなくなり、TSUTAYAとゲオにレンタルできないか電話で確認。でもやっぱり無くて、「だったら、いつかやるであろう再放送の日程を教えろ!」とネットで調べてみたら、いともあっさり見つかりました。しかも、調べた日の数日後に再放送するのだということがわかり、「奇跡じゃ・・」と涙を流しながらばっちり録画しましたよ。
このDVDのタイトル写真だけでご飯が2杯食べれる(ウソ)。
単純に私のお好みの問題で言うと、「白洲次郎」よりも「龍馬伝」の高杉晋作役の方が好きです。
最近の龍馬伝は録画が必須。なぜなら私の脳内には「伊勢谷スコープ」がインストールされており、高杉晋作が登場すると自動的に伊勢谷スコープが作動するため、高杉以外の登場人物が何かセリフを言っていても脳がそれをキャッチできない状態なのです。常に画面の中の高杉晋作に照準が合ってしまう為、「なにっ?今、坂本龍馬なんか言った?」的な感じで、大事なセリフを聞き逃しては巻き戻して(DVDって「巻き戻す」って言うのか知らんけど)確認しなきゃいかんのです。だから録画必須。ちなみに伊勢谷スコープは後ろ姿等にもシッカリ反応するため、長州藩のシーンでは相当な回数巻き戻しを繰り返している次第。
「白洲次郎」に戻りますが、これまた伊勢谷氏、かなりのハマり役です。白洲次郎さんという人の生涯については、興味のある人は自分で調べてね☆
白洲次郎についてのエピソードの中で、欠かすことのできないであろう(でも次郎さんご本人にとってはきっと「こんなもんを表に出すな!」と激怒しそうな)ものが、のちに妻となる正子さんへ婚約中に送った文章でしょうね。
「You are the fountain of my inspiration...(あなたは僕の霊感の泉であり…)」というやつです。こんな事言われたら、マジ倒れる。私が今まで見たラブストーリーのどんな愛のセリフよりも、ぐっときました。「the fountain of my inspiration」、これって最高の褒め言葉じゃないですか?こういう相手が人生の伴侶だなんて本当にうらやましい限りです。でもね、私の周りにも "fountain of my inspiration" となり得る友人がけっこういるので、これはこれで幸せなことかもしれません。だいたい、白洲次郎という人の事なんて全然興味もなかった私に、「いま高島屋で白洲次郎展をやっているから見に行った方がいい!」とわざわざチケットを郵送してくれたyukiss、そして白洲次郎という人について何も知らない私に、白洲次郎展で展示されている物品をひとつひとつ解説してくれたerrrricho、あなたたちのおかげであのドラマが本当にわかりやすくなったし、何十倍も楽しめました。あなたたちも私のfountain of my inspirationだよ。感謝してます。
というわけで、当分の間はこのページでもプライベートトークでも度々伊勢谷ネタが出てきて鬱陶しい場合もあるかと思いますが、おつきあい下さいね〜。
私はこのように、すぐミーハーに何かにハマる事が多いが、そこから派生して色んなところに手を出していく傾向が強い。例えば「坂の上の雲」にハマって正岡子規を読みはじめたりとか。今回は早速これを読んでます。いやーこれ読んで思ったけど、次郎さん、今の日本に生まれても相当叩かれただろうなぁと推測。
- 作者: 白洲次郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: 文庫
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