お見合いマスター養成講座10

Marisolが婚活を通して心掛けていたこと…というより、担当の仲人さんにいつも言われていたこと。それが「焦れ、でも無理はダメ」。
「焦れ、」というのは、崖っぷちにいることを意識しろってことです。次はもっといい人がくるかも…とかいうへンな余裕で、いま会っている人をないがしろにするような態度でいると、1年後、2年後に「あの人にしとけばよかった…」と後悔する羽目に。毎回、これが最後のお見合いだ!と思って挑むのが、お見合い成功のこつ、なんだそうな。(わかる気がする)

一方で「無理はダメ」は、もうこんな年齢だし、簡単に断っちゃダメだ…といって、どうにも合わない人とデートを重ねること。繰り返すと時間の無駄、そして相手にも失礼ですし、何より自分が疲労困憊してしまいます。Marisolは、よくこちらのパターンにハマっていました。印象的だった例をあげると、毎回デートの場所にチェーンの居酒屋を選んだ、一回り歳上の男性。いえ、チェーン居酒屋が悪いとは言いません。私だって山ちゃんとか大好きですし。問題は、感覚の大きすぎるズレだと思うのです。明らかに感覚がズレているのに、「いや、穏やかな人だし、頭もいいし、経済的にも申し分ないし・・」とかいって4回もデートをしたのは、明らかにMarisolのミスでしょう。聞いていると、彼がお店を選ぶ時の最重要事項は「駅近で便利!」だったようです。駅直結のチェーン居酒屋。紹介されたばかりの30代半ばの独身女性と一緒に(続けざまに3回も)行く所では…ないと思います。色々意見はあるでしょうが、少なくとも、同世代・同じ環境で生きてきた私は、そう感じます。選ぶ店なんてどうでもいいし、そういう部分は付き合ったり結婚してから変えていけばいいでしょ?という意見もあるでしょう。むしろこだわりのない人の方がラクでいい、とか。でも私はそうではないと思います。ここで「ごめんね、僕、あまりお店詳しくないので、Marisolさんの好きなお店を教えてくれる?」とか言う人であれば、付き合ってからお互いに歩み寄れるかもしれない。でもこの時の彼は、Marisolを駅直結チェーン居酒屋に連れて行くことを全く何とも思っていなかった。それどころか、「駅近ならばMarisolさんも便利で喜ぶだろう」的な思いやり(!)さえ感じてしまった。どっちがいいとか悪いじゃなく、ズレてる。あまりにもズレています。彼はとても良い方だったようなので、きっと駅直結チェーン居酒屋(しつこいか、)に続けざまに3回連れて行かれても何とも思わない女性とご縁があるはず。ここはMarisolの出る幕ではなかったのです。だって、ビストロとか大好きでしょ!

そういうわけで、「焦れ、でも無理はダメ」ということです。でも、ついつい無理しちゃうよね。。。Marisolのそういうところ、好きだったよ^^



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