BOYS' TALK

今日の龍馬伝は最初から最後まで泣けたなぁ。しかしとうとう勝先生が金八先生になっちゃいましたね。ウケ狙いかと思っちゃった。


それはさておき。

「男」というのはいったい何でできているのかしら?と思うことはありませんか。どんなに素敵な事をささやく男も、カッコイイ事を言う男も、もしかしたらみーんな、なんかスッゴクくだらないものでできているんじゃ?!とか思ったりすることがあります。だからって別にそれが「悪い」というわけでも、「女は複雑だ」というわけでもないんだけれどね。


「男が男同士で話す内容」って、私は女だから基本的に聞く機会が無い。でも、今日、カフェバーに入ったら、カウンターに2人の男性がいて、まさにボーイズトークを展開しているようなので、静かに聞き耳を立てることにする。

・・・。どうやら、24(海外ドラマ)の話でチョー盛り上がっているみたい。というか、5時間前から飲んでいるという(←なんで知ってるかというと、「俺さぁ〜、今日〜、1時から飲んでるんだよねぇ〜」と3回くらい言っていたから。)男が、ジャック・バウアーについて延々と延々と延々と語っている。「俺はジャック・バウアーみたいな男になりたいんだよね!」と5回は言い放ち、とにかく24、ジャック・バウアー、ハリウッドについて、自分の知っている事は一つも言い漏らすまいという勢いで自慢げに話している。で、途中でまた飲み仲間らしい男が加わったので、また最初から「今日は1時から飲んでるんだけど〜、ジャック・バウアーについて盛り上がっちゃってさぁー。俺はジャック・バウアーみたいな男になりたいんだよね」とひと通りおさらい。「全部もう知ってるよー」とつぶやく(心の中で)。ちなみに私はそんなカウンターには座りたくないので、テーブル席で静かにお茶を飲んでいます。「ジャック・バウアーのような男になるためにはどうしたらいいのかについて、そろそろ具体的な話に入った方がいいんじゃない?」と思いながら。


それでようやく話がジャック・バウアーから離れたぞと思ったら、次はメジャーリーグの話。といっても、メジャーリーグ年金の話に終始。誰誰はどんだけもらうとか、は〜 つまらん。

なんか、もっと深い話とか、しないのー?人生についてとか、最近読んだ本の話とかー?メジャーリーグの話なら、イチローはなぜあんなに成功しているのか?とか分析したりしてみたら?そうしたらあなたもこんなところで昼間っから5時間もダラダラ飲むことにはならないわよ?とか静かに指摘(心の中で)してみるが、心の中の指摘では相手に届くはずもなく。


なんかもっと渋い話を期待していた。でも渋い話なんて女と一緒の時しかしないのかもね・・。
なんだかんだで、男同士で飲みながらする話って、もしかしてけっこうクダラナイ内容ばっかりなのかも・・・と 小さく悟った午後のカフェなのでありました。


ちなみに女同士も相当クダラナイ話しかしてませんけどね。