スキップ・ビート to 南米大陸!【ボリビア・チチカカ湖篇】

Queridos mis amigos,

ペルーからボリビアへ移動しました。世界でいちばん高い所にある首都・ラパスの標高は3650m。空港に降り立ったら、なんだかドキドキ。恋をしているわけではありません。空気が薄いんや!高地での3原則は「食べ(すぎ)ない飲まないはしゃがない」ですが、そもそも食欲が半減している上に、ボリビアには直接の知り合いもいないので、緊張の連続。緊張すると呼吸が浅くなるのでまたドキドキ…の悪循環。

ラパスは、とにかく色んな事が衝撃的な街でした。交通ルールが無いのか(そんなわけないと思うが)、道路がカオス。どの車も割り込みたい時に割り込みたいところへ入るし、人は無秩序に横断するし、クラクションは鳴りっぱなし。車間距離は10センチ(まじ)。これはまたえらい所へ放り込まれたものだ(自分で行ったんじゃろうが)。
また、旅程を見たら元々の希望と全く違うものになっており、ボリビア人にも不信感を抱く始末(この不信感はすぐに払拭されるんだけど)。私は今回の旅で、「納得できないことは主張してきちんとクリアにする」「したい事をきちんと主張する」という、元々苦手としていた部分をかなり克服できたと思いますよ。しかも見知らぬ外国人相手によく頑張った!感動した!(小泉純一郎)

というわけで無事にチチカカ湖を訪れることができました。青く澄んだ神秘の湖は、太古の昔にここから神が現れたという伝説を納得させるに十分な美しさでした。写真を載せます。この青さが伝わりますように。

話はラパスに戻りますが、一枚目の写真で見えるでしょうか?すり鉢のような地形に家がビッシリ建っています。すり鉢の上の方へ行くほど、貧しい人達が掘っ建て小屋みたいなとこに固まって住んでいるんですが、夜になるとこの「貧乏人の灯り(と言っては大変失礼だが)」が息を飲む程の美しさ。函館の夜景も(見たことないけど)香港の夜景も(見たことないけど)負けてない、100万ボリビアーノの夜景。…約14万ドルか、微妙…。