ココロトカラダ

心と身体はつながっている というのは、誰でも何となくそう思っている事だと思います。

今の私のように、大きなストレスにさらされず、自然に任せて生きていると、心が身体に及ぼす影響が殊更に大きくなるようです。敏感になる、と表現した方がいいでしょうか。心が気持ちいい状態であれば、身体が感じる気持ちよさは前よりもずっと大きく感じられるし(なんかエッチな響き…?否!もっと大きな意味でとらえるように!)、心が辛い時は如実に不調となって身体に現れます。むしろネガティブな方が身体にはよりわかりやすく感じられるでしょう。


今日はちょっと嫌なことがあって、それがダイレクトに身体に出ました。
探し物があって、カギのかけてある引き出しの中を引っかき回していたら、古い手紙がたくさん出てきたんです。最初は学生の頃のボーイフレンドのラブレター。当時は携帯メールもなかったので、手紙とファックス(ファックス!)でのやりとり。部活の合宿で山にこもっている人だったので、手紙をたくさん書いてたんですね〜。読むにつけ、この頃の(まだこの頃の!笑)私は、イイ男と付き合っていたんだな〜、と痛感しました。そのやりとりからは、当時の2人の温かく幸せな雰囲気が今でも伝わってくるような感じです。
その後にごそっと出てきたのが、もう結婚するくらいのつもりでいた恋人からの、恨み節ラブレターの山。私が彼をほっぽって留学やら海外旅行に行ってた時のものです。なんかずいぶん傷つけたんだなぁと申し訳なく読み始めたら、なんだか肩がずしりと重くなりました。そして…
最後に、とんでもないものが出てきてしまったんです。私が心底好きだった人から受けとって、結果心底傷ついたメールをプリントアウトしたものが。そんなものをしまってあった事も嫌ですが、そのメールを受け取った当時のショック、悲しみ、怒りが一瞬のうちによみがえり、今の自分からみて当時の自分がなんてバカだったんだろうという悔しさが襲ってきて、そしたら左胸から背中にかけて太い杭で貫かれたような疝痛が〜。息をひとつするにも痛くて、しばらく床にうずくまって唸ってました。大げさではなく、本当になっちゃったんです。

取り急ぎ「その筋の」友人に言ってみたら、「ビンゴ。ショックと悲しみは正にその場所に出るんだよん♪」と教えてくれました。

Believe it or not, この痛みはやっぱり精神的なショックからきたものだと私は思います。それで、あの悲しい気持ちを心のどこかに抱えたままではだめだよ、という警告だとも思うのです。

いま、私の心身はかつてないほど敏感になっていますが、ストレスフルな生活をしてると、たぶん人はこういう警告に気づかないはずです。気づかなければ痛くないからいい…という事ではなくて、どんどんネガティブなものを溜め込んで最後には重い病気にかかってしまう、そんな気がします。

過去の悲しいトラウマを取り除くってけっこう大変ですが、今のうちにそれらと向き合って消していければいいなと思います。とにかくBelieve it or notですが、私の大切な人たちには、心を大切にすることで身体も大切にしてほしいなと心から願う、桜の頃なのでございました。