一枚目のイエローカード

海にきたぞー!


・・・って、遊びにきたわけじゃないのです。今日は、ここ。「所」だけフォントが大きいような気がするが、気のせいか?


南米旅行の前に、今日は黄熱病のワクチン接種をしにやってきました。野口英世
インフルエンザ等と違って、その辺の病院ではやってもらえず、名古屋港の検疫所まで来なければいけないのです。ジンバブエボツワナ(アフリカですよ、念のため)に行った時には必要なかったんだけどねぇ・・。でも、「イエローカード」と呼ばれるこの黄熱ワクチン接種証明書は10年間有効なので、この先10年で中南米やアフリカへ何度行ってもいいということです。行ければの話。

検疫所で接種を受けられるのは木曜日のみ(要予約)なので、名古屋じゅう(愛知じゅう?)の接種希望者が大挙して押し寄せます。この日も、「沈まぬ太陽」的なご夫婦(駐在員系)や、「深夜特急」的な若者(バッグパッカー系)がたくさんいました。「OLな感じのお嬢さん」はけっこう目立っていたかもしれません(自意識過剰系)。


ところでこの注射、かなり痛かった。問診票の「医師記入欄」のところに「皮下反応チェック」みたいのが書いてあったのがずっと気になっていたんだけど、一回針を刺して「大丈夫ですか?」と聞かれ(この段階で、一体何が「大丈夫じゃない」と判断すればいいのか?)、それからワクチン(らしきもの)が入ってくる。痛い!!! しかし、ドクターは静かにユーモアあふれるタイプで、比較的好感が持てました。好みのタイプではありませんでしたが、、


というわけで無事にイエローカードを取得。

お次は高山病対策です。「現地で買う薬はただのアスピリンだから、日本でちゃんとしたのを処方してもらうように」と南米通のおじさん(ラテンアメリカ料理CONTIGOのマスター)に忠告されていたので、かかりつけのお医者さんに電話してみました。
(nacci)「高山病の薬って処方してもらえますか?ちなみに保険適用は・・」
(doctor)「(ちょっと嫌そうに)はぁ、、、何か病名つけて処方すれば保険適用になるよ」
ネットで調べた時には「保険適用外なので高くつく」等と書いてありました。先生ありがとう。持つべきものはかかりつけ医。

今回処方していただいたのはダイアモックスという薬なのですが、基本、緑内障の薬なんですね。「腎臓から重炭酸塩の排泄を促し、体液を酸性にするので、過換気(低酸素環境においてより多くの酸素を取り込もうとする努力)の結果たる体液アルカリ化を是正し、呼吸を促進させる作用があり、それによって、高所に普通にみられる睡眠中の間歇呼吸を緩和する」との事です。あ、興味ないですか?すみません。

それでこれをどう服用したらいいかというのがめちゃくちゃ大事だと思うんですが、先生は「お薬大辞典」みたいのを引きながら「標高が上がる前に飲んでおくのがいいんじゃない、でもよくわからんなぁ」と言うし、薬剤師さんは「標高上がってからです!」と言う。…結局自分で調べろってことねー。
誰か教えていただけないでしょうか。。


ま、「高山病を恐れすぎず、無理もしすぎず」これが一番だと思うのです。ダイアモックスはお守りとして持っていこうと思います。
でも誰か詳しいことをご存知でしたら、教えて下さい。