お見合いマスター養成コース

自称お見合いマスターの友人、marisolちゃんの話が面白いのでここにアップしていこうと思います。すごく面白いからお見合いネタを全部まとめて出版すればいいと思うのですが、ものぐさなmarisolは私に話すにとどまっているので、何とももったいない話です。



お見合いマスター養成コース
(男性、初めてのデート編)


[選択問題]
A子さんと初めてのデートです。どのお店を選びますか?

1 パスタの郊外型チェーン店、二人で3,000円
2 カジュアルイタリアン、二人で7,000円
3 きちんとしたイタリアン、二人で17,000円



1は無いよなぁ。付き合ってるならともかく。でもmarisolのお見合いは1だったんだそうです。
待ち合わせをした瞬間から「むむっ、写真と違う」と訝しがるmarisol。まぁ、よくあることなんでしょう。彼はお勤めはそこそこ名の知れた製造業、40代、年収700万円。
それでその郊外型チェーン店で向かい合って食べ始めたのですが、彼はのっけからmarisolの人格を全否定(おそらく否定した訳ではないのだろうと推測するが、、、)。marisolは私と同じく派遣社員、そしてお父さんは自由業をされているのですが、「サラリーマンとして組織の中で働けない一族なんですね」といきなりのボディブローに倒れこむmarisol。その後も一向に話が盛り上がらないため、しばらく彼を観察をしてみると、「どうやって食べたらそんなに音を立てれるのか?」というくらい食べる音がうるさい。減点8。仕方がないので趣味を聞いてみると、「今は特にやりたいこともないし、はまっているものもない」。ちーーーん。終了。

お店の選択が1だったため、まぁこれはおごりだろうなと思いつつ財布を出すと、「あ、後でいいです」と言われる。後?後って何?
車に戻って、一応「えーと、1500円くらいでした?」と聞くと、「1500円でいいですよ」との回答(たぶん、お会計は3000円強だったんじゃないかなと推測)。軽く怒りを覚えながら財布を覗くと、小銭で500円ぶんが無い。
「すみません、500円が・・」と言うと、「1000円でいいですよ」との事(nacci的には、「2000円ありますか?僕おつりありますよ」の方が面白かったのだが)。
さらに、このやり取りが終わった後に「あ、おごってほしいタイプ?それとも割り勘派?」。これにて試合終了。

家の前まで送ってもらうのが不快なので、少し離れたところで降ろしてもらってプンスカ帰ったそうです。
marisolは「おごってもらうのが当然」というタイプの子では全くないのですが、彼はもうちょっと考えた方がよかったですね。

ご参考までに、冒頭の選択肢、周囲の女性に聞いたところ、初めてのデートなら2でもおごってほしいという人がけっこういました。ご参考ね、ご参考。