゛それでは4曲同時にお楽しみ下さい゛

読書の秋ということで、いま、本を4冊同時に読んでいます。ええと、本当に同時に読んでいるわけではありません(すみません)。
「通勤時間に読む本」「考えるために読む本」「楽しみのために読む本」それぞれ読んでいるという感じでしょうか。


まずはこれ

あなたのそばで (文春文庫)

あなたのそばで (文春文庫)

Kさんのお誕生日プレゼントに差し上げたのですが、あげたそばからKさんに借りてしまいました。。すみません。
4、5年前に読んで「あ〜素敵な小説、文庫出たら買おうかな」と思っていた作品。内容は全く記憶にないのだけど、なんだか雰囲気がKさんに似合うというイメージだけがぼんやりと残っていたので選びました。読み返してみて、こんなにセクシーな小説だったのか と思ったのは、私自身が変わったのか?描写がどうこうではなく、漂う雰囲気が何ともセクシーな素敵小説です。


次にこれ

不毛地帯 (1) (新潮文庫)

不毛地帯 (1) (新潮文庫)

でたー、山崎豊子ー。「沈まぬ太陽」「白い巨塔」に引き続いて私にとっては3つ目の豊子さん作品。ドラマと並行して読んでいますが、このドラマ見る人にはぜひ原作を読んでほしい。「白い巨塔」は、ドラマだけでひとつの作品として完成していたと思うのだけど、「不毛地帯」はドラマ見ていて「あっっっ、、、これがこうなったのにはもっと深い背景がっ!」とか「この人はここに至るまでにこんな紆余曲折を経ていてだね、、」とか解説をしたくなってしまう。このネタ書き始めると止まらなくなってしまうのでもう止めますが(自分の日記なんだから止めなくてもいい気もするが)、近々「沈まぬ太陽」の映画を観るのでまた豊子ネタが再燃すること間違いなし。
ちなみにこの本、人から借りているのだけど、貸してくれた当人はまだ読んでいない。「海外駐在時に先輩より譲り受けた」との事なのでそれなりに古びているのはいいとして、かなり「手垢」がついている事を発見。これ・・・、返す時に「手垢まみれだけど、私の手垢じゃないから」と言い渡すべきか、迷う!!!貸してくれた人がチョット素敵な人なだけに、猛烈に迷う!!!あぁ、壹岐君、私はどうしたらいいのか、、大本営作戦参謀としての君の意見が聞きたい。


そんでこれ

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 2

村上春樹作品は最終的に文庫で購入するため、ハードカバーでは絶対買いたくなく、図書館で予約をしたら800人待ち(800人?!)。ようやく500人まできたところで身近な人が持っている事が発覚し、めでたく入手することができました。なんか面白くないとか評判を聞きますが、この作品かなり話題になっていただけあって、ふだん村上春樹とか読まない人がけっこう手にしたんじゃないか?と推測します。で、読みなれない人が読むと、「なにこれ?あんま面白くない」ってなるかもしれませんね。わたし的には「いつもの村上節だわ」と思いながら読んでいますが、まだ始まったばかりなので何とも言えませんけど。しばらくはこの新作をゆっくり味わう楽しみができて嬉しい。


最後にこれ

7つのチャクラ―魂を生きる階段 本当の自分にたどり着くために

7つのチャクラ―魂を生きる階段 本当の自分にたどり着くために

ヨガを真剣にやりはじめるとやっぱり「気の流れ」とか「チャクラ」とかに興味を持ち始めるわけで、これは「考えるための」1冊です。薦められて読んでます。いま、第3チャクラについて学習中。。。って、拙者、怪しいもんじゃございません。


そんなこんなで、本のお話でした。