「働く」ってなんだっけ

仕事がとうとう決まってしまった。(←「決まってしまった」って、ずっと探していたんだけどさ。)
しかも、前にチラっと書いていた「憧れの企業」なのだ。あの時はタイミングが合わなくてNGになったものの、同じ仕事が巡り巡ってまた私のところへやってきた。やったぁぁぁ!!!と大声で叫べないのは、朝がめちゃくちゃ早いからである。早く仕事に慣れて、フレックス出勤したい(なめきっている)。

実のところ、この会社でのお仕事自体は、半月くらいずーっと紹介されていたのです。でもその仕事は、派遣社員にしては給料がやたらと高く、聞けば「上司の右腕としてバリバリ相手企業と交渉し、海外出張もあり」とかいうものでした。そんなの、かなりの美人で毎日パンツスーツをパリっと着こなせる人でなきゃできないでしょう(←なんか勘違いしてる)。とにかく冗談抜きでそんなバリバリな仕事は無理なのでお断りし、「あくまでアシスタントの仕事でお願いします」と言っていたら、なんかうまい具合にそのアシスタントのポストが転がり込んできた。
私、やる気がないわけじゃないんですよ。「アシスタント」で雇ってくれれば、ちゃんと「アシスタント以上」の働き、しますから。得意なことを伸ばすのが、好きなんです。


そんなこんなで今回の仕事探しは時間がかかったよぅ。なんか、「会社の看板背負ってないと何もできない男って、嫌だよね」とか普段言ってるくせに、自分が働く場所は思いっっっきり会社名で選んでいるところが、自分で笑えました。仕事の検索をしてて、「○○駅から徒歩1分にある大手総合商社」っていう見出しを発見し「これって絶対●●じゃん!働いてみたい!」と思い、話を聞きに行ったら●●とは全然違う会社で「あ、すみません。やっぱりエントリーやめます」とか。なんか自分で自分のことを「おまえなぁ〜」と思ってしまいました。

先日、大学生の時の就職活動ノートが出てきたんだけど、それもすごかった。当時って、「世の中には自分が名前を知らない会社の方がたくさんが存在する」っていうことがよくわかっていないから、名前の知れた企業以外は受ける気全くナシ。業種はどうでもいいから知ってる企業!みたいな(まぁ文系学生なんてみんなそうかもしれないですが・・)。あまりに強気な内容に失笑してしまいました。あと全く意図が読めない(自分のことなんだけど)のが、消費者金融の会社名とかが書いてあったこと。全然わからん。ほんとにわからん。なんとなく、「男女平等に仕事してもらいます!」とかいう宣伝文句が気に入ったような記憶がある。バカだなぁ、あの頃のわたし。ちゃんと商社に入れて、よかったね。


そのころからほとんど成長していないのが、これまた驚きである。